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Amazonセラーセントラル(出品者)登録に担当者との面談が必要になった件

とある理由でAmazonの出品者(セラー)登録をすることになり、先日無事登録完了&出店しました。

ところで、セラーの登録には所定の審査プロセスを経る必要があります。
そしてこのプロセスに若干不明点があって、少し迷ってしまったので記録を残しておきます。

特に本人確認書類面談については不明点も多いと思いますが、この記事でそれらの不安が解消するようにまとめました。

 

Amazonセラーの情報収集方法

競合のセラーがどんな商品を出品しているのか気になりませんか?

Amazonではセラーの出品商品一覧(ストアフロント)を見られますが、1ページに16商品と、少しづつしかチェックできません。

分析のために、一つ一つの商品カタログページを開いてASINを集めていくのも大変な作業です…。

そんなときはセラーの出品情報をまとめて取得できるツールの活用がおすすめです。ぜひ今後の出品戦略の参考にしてみてください。

Keepaセラー出品情報を抽出するツール開発します セラーIDを入れるだけでストアの商品一覧などを取得可能 | その他(IT・プログラミング) | ココナラ

 

Topic:ビデオ通話による面談の新設

これまでは書類の送信だけで本人確認がされていたようですが、個人事業主のセラー登録ではどうやらここ数ヶ月でビデオ面談が必要になった(全員対象かは知らん)らしいです。

周辺情報を見るかぎり、Amazon上で詐欺的商品や偽物ブランドの出品が増えているということで出品者の身元確認を重視しているようですね。
対象者も全員というわけではないっぽいです。ランダム抽出かな?

ということで私も幸運なことに(?)面談に招待され、先日Amazon担当者と面談してきました。といってもビデオ通話だけど。

 

Amzonセラー登録画面の一部(Amazon担当者と連携して確認を完了できるオプション)

事務所とかAmazonオフィスで面談するパターンもあるんですね…シアトルのAmazonオフィス行きたいな

 

登録の流れ

Amazonのセラー登録の流れについておさらいしておきましょう。
知っているよ!という人は次のセクションへどうぞ。

step
1
出品者アカウントの登録

step
2
セラー登録ページに情報入力

step
3
本人確認書類等のアップロード

step
4
面談希望日時の設定 (New!)

step
5
担当者とビデオ面談 (New!)





 

登録した内容

セラーセントラルへの登録手続き自体はとても簡単です。
画面の指示に従って必要事項を入力していけばOK。

(公式)Amazonアカウント登録手順

この記事では疑問が生じそうな部分についてのみ解説します。
私の入力した内容を示しますので、参考にしてみてください。
でも、これで全員が必ず審査に通ることを保証するものではありません

 

有効期限内の顔写真入りの身分証明書

提出済:運転免許証の表と裏の写真(スマホ撮影)

パスポートか運転免許証の提出が求められていますが、ここはシンプルに運転免許証で。
もちろん何ら問題ありませんでしたが、のちのビデオ面談で見せつける必要があるので覚えておきましょう。

 

過去180日以内に発行された各種取引明細書1部

提出済:メガバンクのWeb上の取引明細書の印刷画面のPDF化

以下のいずれか一点の提出が求められています。

  • クレジットカードの利用明細書
  • インターネットバンキング取引明細*
  • 預金通帳の取引明細書
  • 残高証明書

きちんとしてる人なら残高証明を発行してもらうのかもしれませんが、私はネットバンキングの画面をさくっとPDF化して提出しました。
スクリーンショット禁止「氏名、請求先住所」が掲載されていること、などが条件になっているのでドキドキしましたが、これでOKでした。
WebサービスとしてPDFダウンロード機能が提供されていなくても大丈夫でしたね。

こちらはビデオ通話で見せることも要求されなかったので、あくまで正規の銀行口座を持っているという心証が得られればいいみたいですね。提出した個人情報とAmazon担当者の裁量によるのかもしれません。

 

ビデオ通話による面談

Amazon担当者との面談(ビデオ)は、申請した約1週間後から日時を自由に選択できる形式でした。
30分おきの時刻設定が可能で、私はちょうど一週間後くらいの午後を選択しました。

Amzonセラー登録画面の一部(ビデオ通話による認証)

このように30分おきの時間枠から自由に選択できます。

 

ビデオ通話はZoomではなく、AWSで提供しているAmazon Chimeというサービスを使用。
PC、スマホのいろいろな選択肢が用意されていましたが、ブラウザのみでできるということでPCで対応しました。
もちろんビデオ(映像)もONにする必要があるので、カメラ付きノートやWebカメラが用意されている必要があります。

面談の実際の流れは以下の通り。

  1. 事前にAmazon Chimeにログインしておく(Chrome)
  2. 指定時刻ぴったりに開始
  3. 女性の担当者1名が登場
  4. 本人確認のためメールアドレスを口頭で伝える
  5. 1分半くらいの謎のミュートタイム(たぶんこのタイミングで本人確認書類の確認をしている)
  6. 運転免許証の裏表、顔に近づけて写真撮影タイム
  7. 審査結果の通知について説明を受ける
  8. こちらからの質問タイム→特になければ終了

以上で終了です。あっけない。
取引明細書の提示は最後まで求められませんでした。

終始淡々と情報共有して終了した感じです。
あまり身構える必要はないかと思いました。

 

登録後、面談の案内メール来ないけど…登録できてる?

大丈夫です。たぶん登録できてます。

私のときは登録したあと、4日後に案内メール(予約日時・ビデオ通話の会議ID)が届きました。

 

ビデオ面談の予約枠は?予約変更しても大丈夫?

私のときは1週間後くらいの日から毎日枠がありました。
既に埋まっている枠もありましたが、比較的予定に合わせやすいかと思います。

また、予約の変更も何度でもできるようです。

 

ビデオ面談を回避する方法は?

面談に呼ばれる人は一部かもしれませんが、選ばれたら最後、面談を回避する方法はないみたいですね。

一度登録を取り消して再度登録フローを進めるという手段も考えられますが、そこまでは検証してないです。



 

審査結果

ビデオ通話の最後で「審査結果は24時間以内にメールするよ!メール来なかったらセラーセントラルにログインして確認してね!」という適当なことを言われましたが、2時間後に登録完了メールが届きました。

 

まとめ

ビデオ通話面談の登場で、一部にとっては不満もでるだろうけど(複数アカウント出品者とかね…)、本人確認手続きの不確実性が抑えられるので双方にとってメリットはあるかも。
めんどくさいけど。

そんなに影響はないかもですが、登録開始から出品できるようになるまでほぼ確実に1週間以上要するので注意しておきたいですね。

※繰り返しになりますが、上記の手順・内容は私個人にのみ適用されたものです。参考にしていただけるのはとても嬉しいですが、本記事の情報の正確性やAmazonセラー登録の可否を保証するものではないのでご留意ください。

 

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  • この記事を書いた人

次世代ペンギン

長いのでペンギンとお呼びください。システム開発・プログラミングのお仕事をしています。甘味とコーヒーは生命線。多くの人に役立つ情報のシェアが目標です。

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