これから暖かくなってくると、子供を連れて家族でキャンプに行くことも多くなるのではないでしょうか。
ソロやカップルでのキャンプでは経験していないことが起きるのが、子供と一緒のキャンプ。
子供にとっては未知の体験が多く、精神的にも肉体的にも成長が期待できることも間違いなし。
親にとっても、子供との絆を深めるのに絶好のチャンスです。
そんな、子連れでのファミリーキャンプで気をつけておきたいポイントをまとめてみました。
これからキャンプを計画している、ママ・パパは必ず知っておかなければならないことばかりですので、ぜひチェックしてみてくださいね。
キャンプ場の選び方
キャンプ経験が少ない方は、ただでさえどのキャンプ場が良いのか迷うのに、「子供と一緒に行けるキャンプ場ってどんなとこ・・・?」と不安な方も多いと思います。
キャンプの場所を選ぶ際に最も重視したいのは、「無理のない」場所ということ。
- 初心者なら(キャビン付きなど)手間がかからないところ
- 短い時間(せいぜい2時間くらいまで)で行けるところ
- 施設が充実していて安全に楽しめるところ
野外で初めて過ごすキャンプは、テントや寝袋など準備するものが大量にあります。
そんななかでも子供から目を離せなかったりするわけなので、初めから立派なテントを用意するよりも、キャンプ場のキャビンに泊まって料理やアクティビティに集中するのも手です。
また、移動中は、車でも電車でも、子供は暇で暇で仕方がないです(笑)
狭い空間でじっとしているわけですから当然ですね。兄弟姉妹がいるとして一緒に遊んでいても限界は来てしまいます。
そこで、短い移動時間で行けるキャンプ場を初めから選んでおくのも、子供も親もストレスを少なくするポイントです。
あとは、着いてから思いっきり遊べる空間があること。
例えば、アスレチックが備わっているキャンプ場であれば、移動中に退屈していた子供たちが全力で遊べちゃいます。そうした施設が充実しているところをリサーチしておくのがおすすめです。
キャンプ用品の選び方と当日持っていくもの
親子でいくキャンプでは、最低限必要なキャンプ用品に加えて、以下のような物も必要になるでしょう。
子供の寝袋
まだ子供が小さかったら、専用に子供用寝袋は必要ないでしょう。
連結できる大人用の寝袋などを使えば一緒に寝る事ができます。
少し大きい子になってくると、子供専用の寝袋を検討してみる必要がありますよ。
防寒(子供用)
夏場でもキャンプ場はとても冷えます。
寝袋だけでは足りない場合が多いので、子供用の防寒着もちゃんと用意しましょう。
上着だけでなく、余裕があれば毛布なども用意しておくと安心です。
着替え(いつも以上に)
子供は全力で遊び回るので、水場や草地などで、服にかなり汚れがつきます。
1〜2着では当然足らないので、全身がびしょ濡れになっても着替えられるように、上着だけでなく下着も予備を余分に持っていきましょう。靴や手袋などの替えも用意しておくと完璧です。
遊べるグッズ
子供と一緒のキャンプでは、アスレチックがあるキャンプ場でも、子供が遊べる道具を持っていくのがベターでしょう。
キャンプ当日にあいにくの雨でも、屋内なら遊べるトランプや卓上ゲームなどを持っていけば、親子でも遊べますし、子供が飽きてしまった時の対策にもなります。
あとは屋外で遊べるボールなどがあると、体を動かしたいお子さんにはぴったりです。
屋内で遊ぶ時のことを考えて、室内用のランタンは必ず用意しておきましょう。
キャンプ当日の役割分担
家族でのキャンプは、家族みんながリフレッシュできる瞬間であると同時に、
一緒に何かに取り組んで一定の成果をあげ、家族の絆を強くする、数少ないチャンスでもあります。
そのため、子供にも何か役割を与えてあげるとよいでしょう。
- 軽くてちょっとした荷物運び
- ペグ打ちのお手伝い
- 焚き火のうちわ係
- 野菜などの水洗いのお手伝い
積極的に子供に参加してもらうことで、キャンプで得られる楽しさや学びも増えると思っています。
子供が最高の体験ができるように、親としても用意をしておきたいですね。
遊び方の注意点
楽しいキャンプでも、自然の脅威はいつも念頭においておく必要があります。
水場の危険
まず絶対に注意しておかなければならないのが、水遊びでの事故。浅瀬だから、じぶんの子供だから、周りに大人がいるから、と安心している時ほど事故は起こっています。水遊びをしている子供からは絶対に目を離さないようにしましょう。
虫刺され
屋外なので、虫に刺されることは多々あるでしょう。夏場は仕方ない部分がありますが、できるだけ長袖や長ズボンで過ごしたいところ。虫が多い季節では、虫除けスプレーや痒み止めを持っていくことを覚えておきたいです。
滑落や遭難の危険
最近子供が突然いなくなる事件・事故が相次いでいますね。
キャンプ場はかなり安全な土地に整備されていることもあって、そういった心配をしなくてもよい気がするかもしれません。しかし、場所によっては立ち入り禁止になっていたり、落石の危険がある箇所もあります。子供に遊ばせる前に事前にチェックしておき、子供からは目を離さないようにしましょう。
まとめ
今回は、家族みんなで楽しむキャンプの注意事項についてまとめてみました。
ぜひ、キャンプに行く前に一度目を通してみてくださいね!