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プロが実践!プログラミングスキルを効率よく習得する勉強法とマインド

このページを読んでいる人のなかには、これからプログラミングの勉強を始める人も多いのではないでしょうか?

プログラミングの勉強では挫折してしまう人の方が圧倒的に多いです。このページでは、挫折せずに稼げる状態まで到達する方法を解説しています。

また、初心者が新しいスキル・知識、効率的に知識を吸収する方法も手に入れることができます。

現役のエンジニアが初心者でもわかりやすく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

 

プログラミングを勉強するとは?

まずはプログラミングとはどんなものか、なぜ学ぶ方がいいのか確認しておきましょう。

 

プログラミングとはどんなものか

プログラムはコンピュータが便利な機能を実行する仕組みです。プログラミングとはそれを人の手によって作ること。

プログラミングをする人(プログラマー)は、プログラムの元になるソースコードを書く(コーディング)することで、開発をします。

最近では小学校からプログラミングの授業が始まるなど、教育でも重要になってきています。

 

なぜプログラミングを小学校から学ぶの?プログラミングってそんなに重要?

 

それは、プログラマーの需要が大きいからです!

IT人材は深刻な不足に陥っています。

情報処理推進機構の調査結果によるとIT人材のユーザー企業が人材の量に対して過不足感

2019年時点で90%近くの企業が人材不足を実感(次第に増加傾向)

IT人材白書2020より

 

だから、企業も政府も、プログラミング人材を喉から手が出るほど欲しがっているんですね。
少なくとも数十年求人はなくならないと考えられます。

なので、今からでもプログラミングのスキルを学んでおくことで、将来仕事に困らないだけでなく収入面でもプラスにはたらきます。一種の自己投資ですね。

 

プログラミングの独学は可能?

 

でも、プログラミングって難しいでしょ?専門の学校や大学に通わないとダメなんじゃ…。

 

そういう気持ちも理解できます。実際、初心者にとってハードルは高いと思います。

ですが、プログラミングは小学生でも学べることでもあります。どんな人でも、少しずつコツを掴めば必ず習得できると思います。

そのためには正しいステップと考え方を知っていたほうがいいでしょう。

下記では、初心者がハードルや不安を感じずに独学ができるような方法を解説していきます。

 

時間かければ覚えられそうだけど…実際、独学って可能なの?

 

プログラミングの独学は誰でもできます。

ですが、完全に独学は難しいです。なぜなら、途中で挫折する確率が高いからです。完全独学で学ぶ9割の人は、途中でリタイアすると言われています。

とはいえ、プロの力をほんの少し借りるだけで、最後までやり切ることは十分可能です。

その方法もこのページでしっかり解説していくので、最後まで読んでいただければと思います。

 

プログラミングを勉強するとできること

プログラミングができるようになるとどんないいことがあるのでしょうか。

 

高収入の職種(ITエンジニアなど)に就職できる

他の職業と比べて、ITエンジニアの平均収入は高めです。

全産業の平均給与とプログラマーの給与の比較はこちら。

労働者平均年収:549万円 プログラマー平均年収:600万円 月給:38.6万円 賞与:137.6万円 労働時間総計:177時間 勤続年数:11.8年

プログラマーの年収と労働者平均の比較

出典:厚生労働省 令和2年賃金構造基本統計調査

 

もちろん、プログラマー、インフラエンジニアなどによって収入帯は異なります。ですが、どの領域でも、スキルと経験によっては年収1千万も十分に狙える職業です。

 

フリーランス開業や起業で独立しやすい

プログラマーは、スキルがあれば、独立して仕事が獲得できる職業です。

実際、2~3年程度を会社員として働いた後に、フリーランスとして独立する人も多くいます。

将来、独立したいという方や、自由なはたらき方をしたいという方に合っている仕事です。

 

副業の幅も広がる

現在では、副業としてプログラマーをしている人も多いです。

プログラミングスキルがあれば、月に5〜10万円くらいの収入を得るのは、比較的カンタンです。

2~3日程度から働ける案件もありますし、クラウドソーシングを使えばスキル・時間にあった案件を探せます。

1日数時間をコンスタントに使える人なら、本業と同じくらい稼ぐことだって可能でしょう。

クラウドソーシングでは、下のような案件を受注することができます。

似た案件の検索はクラウドワークスから。

似た案件の検索はランサーズから。

 

プログラミングでおすすめの言語

最も案件が多い仕事の一つはWeb制作です。

Web制作で使われている言語は初心者がまずは身につけたいスキル。

  • HTML/CSS
  • JavaScript

HTMLはWebサイトを作成するときに使用される言語で、基本的な構造を作成するものです。サイトにテキストや画像、問い合わせフォーム、ボタンなどを表示するにはHTMLを編集します。

HTMLが基本的な構造をつくる言語なのに対して、CSSは見た目(デザイン)を調整するための言語です。色や大きさ、視覚的な効果を表現するのはCSSの役目です。

JavaScriptは、表示されている要素にユーザー(見ている人)が操作をしたときに、確認ウィンドウやアニメーションを表示したり、ブラウザ内部でデータを処理したりするなど、多方面の機能を持っています。

JavaScriptの知識を使える分野は幅広いです。後で説明する、サーバーサイドの言語としても使われています。初心者の段階から勉強するのに最もオススメの言語だといえるでしょう。

これらの基本的な言語は、他の言語を使って開発するときにも理解している前提となっていることがあります。なので、最初にマスターしておく必要があります。

一方、プログラマーの本領が発揮するのはサーバーサイドの技術です。

フロントエンドはユーザーが見る画面表示の機能作成やデザインの部分。それに対してサーバーサイドは、データの保存や編集処理を行う裏方の部分。

サーバーサイド(バックエンド)とは、フロントエンドがブラウザーに表示される部分の技術なのに対して、サーバーサイドはデータを保存したり処理してブラウザに送信する技術です。

初心者はサーバーサイドでよく使われる次の言語のうち、ひとつを選んで勉強を始めるといいでしょう。

  • PHP
  • Ruby
  • Python

どれも現場でよく使われている言語で、人気があります。

PHPは古くから使われているサーバーサイド言語です。構文もシンプルで、初心者が学習しやすい言語です。以前はパフォーマンス(性能)やセキュリティ面の難易度が高いと言われていましたが、最近ではアップデートでそんな課題も解消されてきました。

Rubyは日本人が開発したことから人気の言語。かなり使われている言語のひとつです。Ruby on Railsという強力なフレームワークと一緒に勉強していきます。ドキュメントが完全な日本語で提供されているので、初心者にはもちろん好評です。

Pythonはもともとデータ分析に強い言語。とはいえ、企業案件ではWeb開発でもよく使われています。DjangoやFlaskといったWeb開発がカンタンにできるフレームワークがあるので、それらも一緒に勉強していきます。PythonはWeb以外にも、データ解析、統計、機械学習、IoT、アプリ開発、DX(業務自動化)…などなど幅広いジャンルで使用できる言語なので、最初に学習する言語としてもオススメ。

どの言語も、ドキュメント(公式の説明書)や解説サイトが充実しているので、初心者でも調べやすく質問もしやすいです。また、どれもスクリプト型言語(コンパイルといった操作が必要ない)なので、初心者でも取り組みやすさがあります。

なお、Pythonについては、勉強法をまとめた記事を書いています。興味のある人はこちらも後でチェックしてみてください。

プロが実践するPythonの挫折しない学習法

Pythonは比較的習得しやすいプログラミング言語と言われますが、それでも挫折してしまう人の方が圧倒的に多いです。 プログラミング学習で挫折してしまう原因って何だと思いま ...

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プログラミングを効率よく習得する勉強の4ステップ

 

学ぶ言語が決まったら、どのように勉強すればいい?仕事や学校もあるし、できれば効率よくプログラミングを覚えたいんだけど…

 

ここからは効率を高める勉強法について解説していきます。

まずは、どんな勉強手段があるのか、引き出しを開きます。それから、どの方法が初心者に一番ベストか確認していきましょう。

 

勉強法(具体的な種類)

具体的な勉強法は次の通り。

  • 本を買う
  • オンライン動画講座をみる
  • スクールに通う
  • IT企業に入社して実務経験を積む

 

本を買う

一番思いつきやすい方法は、プログラミング関連の書籍を買うことですよね。

ですが、書籍で勉強していくのは、初心者にはオススメしていません。

なぜなら、

  • 写経がしにくいから。コードをコピーペーストしてGoogle検索できないから。
  • 読んだだけで満足してしまう可能性があるから。
  • 技術の革新速度は速い。本に書いてる情報はすぐに古臭くなるから

とはいえ、後述しますが、ITの基礎知識(ITリテラシ、コンピュータリテラシ)は本を買って軽く勉強するのでもOKです。なぜかというと、コードを扱うわけではないですし、時代を経てもあまり変化しない内容だからです。

 

オンライン動画講座をみる

後述しますが、初心者はまずこのオンライン動画講座で基礎を理解することから始めるのがオススメ。

Udemyなどの動画講座、Progateといったコードを打ち込みながら学習するサイトもあり、自分に向いてそうなサイトを選ぶといいでしょう。

 

スクールに通う

人によってはスクールに通うのが最短最速で稼げる道になります。

プログラミングスクールは、専門性の高い講師から直接プログラミングを教えてもらう、リアルまたはオンラインの学校です。

分からなくなったところは聞けば丁寧に教えてくれるのもメリットです。

スクールに通った方が伸びる人と、不要な人に分かれると考えます。スクールに通うべきかどうかはこのページの後ろの方で解説しています。

 

オススメのプログラミングスクール

未経験でも90日間の短期集中型スキルアップで特急エンジニア就職。

数多いスクールの中でも珍しい、完全未経験者向けの短期集中プラン。それを可能にしているのはDMM WEBCAMPの独自オンライン教材。もちろん、現役エンジニアが指導してくれます
しかも、転職成功率98%(公式サイトより)の転職サポートが無料で付属。就職に向けてスクールに入る入門者に最適なスクールです。
オススメのポイントは、短い期間なのに、実践的なチーム開発ポートフォリオ制作も含まれている点です。就職・転職活動に活かせる実績値を得ることが可能です。

DMM WEBCAMP 無料カウンセリングを受けてみる

 

IT企業に入社して実務経験を積む

プログラミングを実践的に学ぶという意味では、大学生や新卒のときから開発会社に入ってしまうのもアリです。

ベンチャーのように、ゴリゴリにスキル重視の採用ではまず無理ですが、大企業では未経験でも採用枠があります。狭き門には変わりありませんが…

入社してから実務で経験値を獲得していけば、独立できるだけのスキルが身に付くかもしれません。もちろん、どれだけ現場で吸収できるかは自分次第。

なお、入社前には基礎的なITリテラシは事前に学んでおきましょう。入社してからの成長速度が全然違ってきます。

 

効率の良い4ステップ

では、それらをどのように組み合わせてプログラミング勉強をすればいいでしょうか?

これまでの経験上、次の4つのステップを守ると一番効率よく勉強ができます。

  • さくっとITリテラシを学ぶ
  • しっかり基礎を学ぶ
  • 実務的なスキルを獲得する(プロの助けを借りる)
  • 自分でプロダクトを制作する

それぞれ詳しくみていきましょう。

 

さくっとITリテラシを学ぶ

Udemyなどのオンライン動画講座でITリテラシ、プログラミングの初歩を学びます。

Web系の開発言語なら、以下のような講座がオススメ。

初心者がプログラミングの勉強をするのに本を使うのはあまりオススメしていませんが、ITの基本やコンピュータリテラシの部分は本で勉強してもOK。

時代が経ても概念的な部分はあまり変わらないですし、本格的なコーディングをする前の段階なので、写経や調べ物が不要なためです。

初歩的な内容だと、書籍も安いです。

内容がしっかりしていて、初心者にもオススメな書籍

 

しっかり基礎を学ぶ

他の勉強でも言われていますが、プログラミングの勉強も基礎をしっかり理解するのが、最短でマスターする近道です。

初心者が基礎レベルを勉強するなら、オンライン動画講座が最もオススメ。

動画だと環境構築~コーディング~実行までの流れを実際に画面上で確認でき、再現しやすいため。また、見ながら自分でコーディングし、実際に実行してみると理解が深まるという理由があります。

あらゆる言語で、無料~数千円程度で学べる動画コンテンツが開発されているので、気になった言語の手軽な講座から受講してみるといいでしょう。

 

実務的なスキルを獲得する(プロの助けを借りる)

これまでシステムエンジニアやソフトウェア開発の現場に関わったことのない人は、実践的な知識とスキルが足りていません。副業程度ならなんとかなりますが、ちゃんとした仕事を受注するレベルにはなっていません。

実務的なスキルを獲得するためには、スクールに通うのも一つの手です。

スクールでは、プロの講師が初歩~実践的なプログラミングのノウハウを教えてくれます。実務的なスキルを伸ばせるポイントは、提出した課題に対してフィードバックをもらえること。現役のエンジニアから直接添削してもらいながら、実践的なレベルのポートフォリオを作成していきます。

プログラミング勉強を加速して、実務的なスキルを獲得できるスクールをどんなふうに選べばいいでしょうか?その解説はこのページの後半でしています。

 

自分でプロダクトを制作する

最終ステップは、自分でアウトプットを作ること。

これまで獲得したスキルを使って、自分が作りたいプロダクトを自分の手で開発していきます。

作成するプロダクトは、これまで学んだ言語やフレームワークの知識を使えば、何でもOK。

よく初心者が取り組む課題は次の通り。

  • メモ帳アプリ
  • ToDo、スケジュール管理アプリ
  • 掲示板、チャット、メッセージAIアプリ
  • スクレイピングを用いたデータベースサイト
  • etc...

なお、このアウトプットの部分は、プログラミングスクールの最後の課程になっています。「自分ひとりではプロダクトやポートフォリオを作れるか心配」という人は、スクールのメンターに相談しながら作れるのが強みです。

 

プログラミングの勉強効率化のポイント(ブックマーク推奨)

効率のいい勉強の流れを理解したところで、勉強を進めていく途中で気をつけておいたほうがいいこと、役立つマインドを解説していきます。

これを常に頭の片隅においておけば、仕事で稼げるようになるまでの期間を圧縮可能。

プログラミング勉強をするときは、重要な次の3つのポイントを意識しましょう。

  • 最終的な目標地点を明確に意識する
  • モチベーションを維持する
  • いつもアウトプットを意識する

 

目的の明確化

何のためにプログラミングを勉強するのかを常に意識しましょう。

なんとなくやった方が良さそうだからとか、友達や同僚に勧められたから、というだけだと勉強の効果が半減します。

具体的な目標例としては次のようなもの。

  • エンジニアとして年収1千万を得るため
  • 10年後に独立して自由な生活をしたいため
  • 企業の経営をしたい(CIOになる)など

勉強を始める前、している最中に、目的を明確に意識しておくだけでモチベーションが全然違います。

 

モチベーションの維持

誰でも、初めての分野を勉強するのはモチベーションの維持が難しいもの。特に自分が難しいと思っていることになれば、モチベーションが落ち込みます。

プログラミングの勉強では、モチベーションを一定の範囲に収めるのがオススメです。

やる気がないときは休んでもいいですが、それでも寝る前に必ず少しだけでも何かのコードを書くとか。大事なのは少しずつでも継続することです。何も触れない、何も書かない期間が長くなるほど、挫折する可能性が大きくなります

逆に、少しずつでも続けていると手軽にモチベーションを維持できます。ヒトの体は、習慣化すると楽に感じるもの。半自動的にプログラムを書くように習慣化できさえすれば、スキル習得までの近道になりますよ。

以上を含めた、モチベーションを維持する方法はこちら。

  • 毎日コンスタントに勉強を継続する(少しずつでもOK)
  • ゴールを明確に意識する(毎日勉強する前、勉強している最中)
  • エンジニアの友達や先輩とリアル、SNSで話す
  • メンターと話して、モチベーションを引き上げてもらう
  • 適度に気晴らしを入れる(根詰めすぎない)、軽めの運動をする

勉強のモチベーション維持については、こちらの記事で詳しく解説しています。モチベーションを高めて、勉強を効率化する方法をまとめています。

エンジニアの勉強モチベーション維持にはシステマティックな習慣化がオススメという件

ITエンジニアで、 「スキルを上げたいのに勉強のやる気が出ない」 「業務で必要なのに勉強する一歩が踏み出せない」 「仕事終わりはついついサボってしまう」 こんな感じでモチ ...

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ちなみに以前、モチベーションについてバズっていた画像はこちら。

 

アウトプット!

プログラミングの勉強を最も効率化させるもの、それはアウトプット型の学習です。

アウトプットは実際に自分の手を動かして何かを書いたり作ったりすること

プログラミングの勉強では、よく写経するといいよ!とか、動画を全部見てれば理解できます!とかあるけど、それだけでは不十分

最終的にプログラミングのスキルが伸びるのは、アウトプットするときだけ

自分で作りたいプロダクト、プログラムを選んで、実際にコーディングしてみましょう

最初は小さくて簡単そうなものでもOK。しかも、すでにコードが共有されている既存のプロダクトを選んでもいいです。だけど、その場合は、コードを丸写しするんじゃなくて、ゼロから自分でコーディングするようにしましょう

自分で手を動かすとこんなにいいことがある

  • プロダクトが動くまで何が必要なのか全体像が理解できる
  • 自分が何を理解していて、何を理解できていないか明確に分かる
  • 自分で作るべきところと、外部のリソース(コーダー、デザイナー、ライターなど)に頼ったほうがいいところが分かる

アウトプットして作ったものを貯めておけば、あとからポートフォリオの一部として提示できるかもしれない

基礎をなんとなく理解できたら、すぐにアウトプットしていきましょう!

 

プログラミングの勉強で挫折する理由と回避法

プログラミングの勉強を途中で諦めてしまう人は少なくないです(全体の90%近く)。

挫折してしまわないためにも、挫折する原因をあらかじめ知っておきたいところです。

実際、挫折する理由は次のパターンが多いです。

  • 環境構築ができない
  • ひとつの部分にこだわりすぎる
  • 目的が明確になっていない
  • 全部を理解しようとする
  • 自信が無くなる

ひとつずつ解説していきます。

 

環境構築ができない

プログラミングを始めるためには、最初にPCに開発環境をインストールし有効にする必要があります。

しかし、初心者はこの時点でつまずくことも多いです。特にPCをあまり触ったことがない人にとって難しく感じてしまうのも事実です。

環境構築で挫折しないためには、解説動画を見ながら操作したり、メンターや知人に教えてもらいながらするといいでしょう。

 

ひとつの部分にこだわりすぎる

初心者のときは、プログラミング勉強の項目一つ一つの理解にどうしても時間がかかります。

それは仕方ないですし、むしろじっくりと腰を据えて理解していった方がいいです。

とはいえ…

「うまく動かない…」
「期待している表示がされない…」
「エラーになっているけどよく分からなくて解消できない…」

という状態のまま半日や、1日と時間を使ってしまうのももったいないです。うまくいかないところで完全に止まってしまうと、もうプログラミングをするのが嫌になってしまいますよね。

なので、どうしても自分で解決できない・理解できないところは、メンターや講師、知り合いやSNSに質問するなどして解消するのがオススメ。手元では、どんどん次の項目に進んで、手の動きを止めずにいきましょう。

 

目的が明確になっていない

ゴール(目的)をきちんと設定しないと、勉強の効果が半減し、モチベーションも上がりにくいです

  • なぜプログラミングを学ぶのか
  • 将来はどのようになっていたいか

を明確に意識していきましょう。

技術ではなくマインドの問題ですが、意識するだけで挫折する可能性が大幅に下がります

 

全部を理解しようとする

一冊の本やチュートリアルを丸ごと覚えようとすること。

一度で覚えても、結局忘れていくので効率がとても悪いです

実際、プロの仕事でも覚えていない部分の調べ物をしながらコーディングをします。

初心者の段階では、言語の基礎的な文法や仕組みを理解した上で、関数の種類やパラメータを覚えるのは最小限に留めてOKです。

では、実際にどこを勉強すべきでしょうか?

効率的に言語を習得するにはツールをうまく活用して、勉強範囲を絞るのがオススメ

  • 現役のエンジニアの知人や先輩から直接聞く
  • オンライン動画講座を受講
  • プログラミングスクールでメンターから聞く

 

自信が無くなる

プログラミングの勉強をしていると、初心者ほど次のような考えになってしまいます。

「全然理解が進まないな…プログラミングは自分に向いてないのかな?
「またミスした…これじゃ将来プログラミングで仕事なんてできないな…
プログラミング以外で、もっとやるべきことがあるのでは…?」

こんな感じの思考になりがちですが、安心してください。プログラミング入門者の全員はこう感じる瞬間があります。

これが完全な独学を難しくしている要因の一つです。なので、初心者ほどメンターの存在は不可欠だと思っています。

メンターとプログラミング勉強の進捗や状況を共有して、悩みや不安を相談できるのは大きな安心感に繋がり、途中で挫折することは少なくなります。少なくとも、上で挙げたような悩みはほとんどが杞憂です。

周りにメンターとなる人がいなさそうなら、プログラミングスクールに通うのも一つの方法。スクールでは、プログラマーとして仕事を得られるまでの間、メンターに自由に相談することが可能です。

 

継続するにはメンタルのコントロールが重要ですね!

 

具体的に「どんな場合に挫折しやすいか」、「挫折しない勉強をする方法」をPythonの勉強を例にまとめました。

プロが実践するPythonの挫折しない学習法

Pythonは比較的習得しやすいプログラミング言語と言われますが、それでも挫折してしまう人の方が圧倒的に多いです。 プログラミング学習で挫折してしまう原因って何だと思いま ...

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プログラミングの勉強を効率化するスクールの選び方

プログラミングを効率的に勉強するには、目的を明確化してモチベーションを維持し、独学で挫折するのを回避することが重要だと説明してきました。

それを実現する一つの手段はスクールに通うことです。

スクールでは、効率よくプログラミングを習得できるよう、理解するべきところを重点的に講義してくれるので時間を無駄にしません。

それに加えて、メンターや講師の手厚いサポートで、理解で挫折するのを防いでくれます。

さらに就職・転職の窓口としての機能や転職保証などの制度もあり、目標を明確化しやすいのもポイントですね。

プログラミングスクールのメリット

  • 完全独学よりも効率的にプログラミングを勉強できるカリキュラム
  • プロである現役エンジニアの講師が直々に教えてくれる
  • 自分でプロダクトを作ってポートフォリオにするところまでがカリキュラム
  • 就職、転職保証など、就活のサポート体制がある

プログラミングスクールのデメリット

  • 初期の出費がかかる(でも分割、ローン支払い可能)
  • ある程度時間を取る必要あり

 

結局どんなスクールがいいの?

 

ここでは、現役エンジニアの経験と当サイトでの調査結果を踏まえると、初心者には TECH CAMPポテパンキャンプDMM WEBCAMPをオススメしています。

それぞれ体験講座を完全無料で受けられるので、試しに受けてみて比較してみるといいでしょう。

さらに「プログラミングスクールの選び方をもっと詳細に知りたい!」という方は、下の記事でも詳しくまとめています。スクール選びに不安があるという方はこちらもぜひ参考にしてみてください。

【2021年】プログラミングスクール厳選3校とおすすめの選び方 現役エンジニアが教える失敗を避けるテクニック

キャリアアップのため、または高収入を目指して、しっかりプログラミングを学びたいという人が増えてきましたね。 この記事では現役のエンジニアである私が、実際に仕事で稼げるよう ...

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プログラミングの勉強で稼げるようになるまでのロードマップ

効率のいいプログラミングの勉強4ステップはすでに上で解説しました。

ここでは、プログラミングの勉強の後に、どのような道筋で稼げるエンジニアになっていくのかを示します。

稼ぐプログラマーになるまでの王道ともいえるロードマップは次の通り。

  1. プログラミングの基礎を学ぶ(効率のいいプログラミングの勉強4ステップ)
  2. 会社員として就職して実務経験を得る
  3. 一段上の収入帯に移動する

一つずつ確認していきます。

 

プログラミングの基礎を学ぶ

まずは上で解説した、効率よくプログラミングを勉強する4ステップをこなします。

ここはさくっと終わらせて、次のステップに行きたいですね。なぜなら、実務経験が一番収入に直結するから。実務スキルと経験が、高収入が得られる仕事の獲得につながります。

だからこそ、効率的に勉強する必要があるのです。

 

会社員として就職・転職して実務経験を得る

これまで得たスキルを使って、現場でプログラマーとして働きます。

フリーランスとして独立したい人も、未経験なら、まずは会社員として就職・転職して、実務経験を得た方がよいでしょう。

実際に現場で業務を経験しないと、得られない実務スキルも多いです。

現役エンジニアとして私も活用したことのある、レバテックポテパンフリーランスなどのエージェントを活用するのもオススメです。

 

一段上の収入帯に移動する

会社員のエンジニアとして経験を得たら、転職や独立などのステップに移行して、ひとつ上の収入帯に移行していきます。

転職で年収を上げられる場合もありますが、フリーランスとして独立して収入を上昇させる方法もあります。

必要なスキルを持っているか、案件を継続的に獲得できるか、などの要素も重要になります。独立後にどのように収入が上昇するのかイメージはこちら。

 

プログラミングの効率的な勉強法でよくある質問

よくある質問をまとめました。

 

独学でもプログラミングは勉強できる?スクールに通った方がいい?

完全独学でもプログラミングの勉強は可能です。

ですが、完全独学だと挫折する可能性が高いのでオススメはできません。

プログラミングに触れるのが初めてという方や、社会人などで効率的に勉強したいという方には、スクールに通うのをオススメしています。

 

プログラミングの本って買ったほうがいい?買わなくてもいい?

買ってもいいし、買わなくてもいい、というのが回答になります。

ただし、初心者の方がプログラミングの書籍で勉強するのはオススメしません。

分からない部分で調べられなかったり、内容が古くなっていて再現できない場合が多いためです。

初心者の人ほど、オンライン動画講座を活用した勉強がオススメです。こちらの方が安いですし。

 

プログラマーになるまでどのくらい勉強時間が必要ですか?

一般に何かのスキルを獲得するには1,000時間の壁を超えなくてはならないとされます。

プログラマーにもこの原則はあてはまります。一般に、スキルを持った新人エンジニアとして就職・転職したりするのに、最低でも1,000時間の訓練は必須かもしれません。

しかし、現在の状況(教材が充実していてITリテラシが浸透してきている、全体的に人不足など)を考えると、1,000時間未満の勉強時間でも十分活躍できるスキルは獲得できると考えます。人気企業への就職・転職を目指さないのなら(稼ぐだけなら)数ヶ月~半年程度の勉強でも十分かもしれません(スキルによっても変わってきます)

エンジニア(プログラマー含)になるまでの勉強時間について、詳しくは別の記事にまとめています。こちらも参考にしてみてください。

エンジニアに最低限必要な勉強時間は?継続して年収UPに繋げる方法

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プログラミングの勉強辛くてやめたいです。どうすればいいですか?

勉強が辛いというときは、勉強の方法が自分にあっていないことが多いです。

そんなときはメンターやプログラマーの先輩・友人などと話をするといいでしょう。自分の進んでいる方向が合っているのかどうか、軌道修正してくれるかもしれません。

それでも辛いという時は、向き不向きの問題もあります。無理に勉強を続けてメンタルを病むよりは、気分転換に別の事に打ち込むこともできます。それで後で戻ってきても大丈夫です。後で戻ってきた時には、以前よりもできるようになっているはずです。

 

まとめ

今回はプログラミングの勉強を効率的にするテクニックについて解説してきました。

プログラミングの勉強法にはさまざまな方法や考え方がありますが、主要なポイントをまとめると次のとおりです。

  • プログラマーの需要(求人)は多い!高収入を得られる仕事であるのを理解
  • 初めて学ぶ言語はWeb系(HTML/CSS/JavaScript)とPHP,Ruby,Pythonから選択
  • 効率よく勉強する4ステップ(リテラシ→基礎→実務スキル→プロダクト制作)
  • 効率化のポイントは目標の明確化、モチベーション維持、アウトプットの繰り返し
  • 勉強に挫折する原因を理解して、回避する
  • 高収入を目指す人のロードマップを意識する

 

  • この記事を書いた人

次世代ペンギン

長いのでペンギンとお呼びください。システム開発・プログラミングのお仕事をしています。甘味とコーヒーは生命線。多くの人に役立つ情報のシェアが目標です。

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